司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

「ならぬものはなりませぬ③」 2014/1/08

 

「ならぬことはならぬ③」

 

 11月10日付けの大河ドラマ「八重の桜」では、先月号でお話しいたしました山本覚馬の妻「時栄」の不貞行為が描かれました。その中で印象的な言葉と思えたのが、二つありました。一つは時栄の「私も生身の女です。手を握られ抱きすくめられて・・・」という台詞です。この台詞の後半は、八重が聞くに堪えないという感じで遮ってました。この時栄の台詞は、時栄の心情、嘘偽りのない気持ちを訴えています。個人的な読みですが、年の離れた夫覚馬さんの心には前妻である「うらさん」という動かしがたい存在があり、時栄さんの心にはいいようのない埋められない孤独感があったのではないか。年齢も離れており、夫というより師のような存在の覚馬、そして尽くしても尽くしても越えられない「うらさん」の存在。そこに、自分を恋焦がれてくれる異性の存在。つい、心を動かされてしまうのは、正直分かるような気がします。がしかし、「ならぬことはならぬ」。この教えはやはり大切だと思えたもう一つの印象的な台詞がありました。

 

次号に続く。