司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

「優先順位」 2011/1/07

 

「優先順位」

 

 平成22年度も今月を残す限りとなりました。暮れというのは、何かと慌しい気分になるものです。そんな中でも、例えば「年賀状の作成」であるとか「大掃除」であるとか、どれが一番最初にやるべきか「優先順位」をつけながら、一つ一つをこなしていかなければ、ゆっくりとした新年は迎えられないのが頭の痛いところです。

 さて、今回の「優先順位」。一体なんの「優先順位」かというと、家族がお亡くなりになった時のことです。悲しみにくれる中で、遺族は「葬儀」「お墓の準備」「公的機関への届け」など次々に押し寄せる手続きをこなしていかなければなりません。当然、優先順位としてまずは「葬儀」の手配があり、それが無事に済んでから、「優先順位」の高いものから手続きをこなしていくということになると思います。そこで、司法書士が関わる手続きとして、お亡くなりになった方の財産の引継ぎ、それを「相続」といいますが、これについては、お亡くなりになってからいつまでに手続きをしなければならないといった期限がないため、つい手をつけずに長い時間を置いているといった方を案外みかけます。期限がないため、「優先順位」からいったら低いことは低いものですが、不動産の名義変えを随分昔に亡くなった先代の方から行っていない場合、かなり大変な手続きになる場合もでてくるのです。「優先順位」は低い「相続」ですが、「重要」なものです。

 あなたのお宅では「相続」はきちんと済まされていますか?

 

                       クイック 12月号

                       司法書士 伊 東 孝 一