司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

「老後破産」 2016/6/02

 

「老後破産」

 

 最近、「老後破産」という特集をした某国営放送の番組を見ました。衝撃でした。三組の家族の生活状況のドキュメントが流されたのもです。そのうち印象に残ったのは、団塊世代と言われた大黒柱父が自分の定年後も働いて、離婚をしてきた無職の息子とその子ども2人を養い、プラス認知症になった母の介護費用を捻出し且つ住宅ローンの支払いを続けている家族のことでした。団塊の世代とは作家の堺屋太一さんが命名したもので昭和22年から昭和26年辺りまでのベビーブームに誕生した人たちを言うそうです。そして、日本の高度経済成長期を支えてきた世代でもあります。終身雇用が当たり前の時代を生き、定年後も退職金と年金で悠々自適で暮らしていると思われがちなこの世代。実は、不況、就職難の時期にぶつかった経済的に不遇な子ども世代と長寿の親世代に挟まれて、自らの老後の時期にこの二つの世代を支えるためにもがいている、そんな世代なんだそうです。解決策はどうするのか?そんなに簡単に答えは導けません。気が重くなった。そんな番組でした。