司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

面倒を見たのは誰?⑤ 2013/6/04

 

「面倒を見たのは誰?⑤」

 遠くに嫁いだA子さん、地元に残り親の介護をし、最期を看取ったB子さん姉妹。この姉妹の場合は、姉妹としてお互いを思いやり、遺産分割も穏やかな形で終わることができました。

 しかし、世の中はこう穏やかな相続だけではありません。もし、A子さんが母親の面倒をみたB子さんに感謝の意を示さず、法定相続分どおりの分配の主張をしてきたら?B子さんがそれでは納得いかないと言い始めたら?となると、遺産分割が整わないということになり、裁判所で話をつける、つまり「遺産分割の調停」を求めるということにもなりかねないのです。自分たちに限って相続でもめることはないと思っていても、人間、相続が発生した時の状況により気持ちの変化はあるものです。そのため、もし子供たち(法定相続人)が余計な争いをしないように準備をするならば、生前に自分の意思を反映させて遺言を書くということを考える方が増えているようです。