司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

面倒をみたのは誰?③ 2013/4/15

 

「面倒を見たのは誰?③」

 

―二人きりの姉妹、地元に残った妹が、高齢で身体が不自由になった母親を自宅に引き取り介護することになりました―

 

 B子さんが母親を、B子さん家族が暮らす家に引き取って3年の月日があっと言う間に経ちました。その間、仕事を辞め母の介護に専念したB子さん。想像をしていたより、介護の苦労は並大抵のことではありませんでした。脳梗塞を患った母は身体が不自由になっただけではなく、徐々に痴呆の症状も進み、夜中に大声を出して騒ぐなどの行為も見られたため、B子さんは夜ゆっくり眠ることもできない状況にも陥ることもありました。そんな日々でしたが、なんとか乗り越えることができたのは、B子さんの家族の協力があってのことでした。3年と少しB子さんの家で暮らした母は、風邪を引いたことから肺炎になり、ついに最期の時を迎えます。B子さん一家に看取られた穏やかな最期でした。

 さて、ここからが本題のお話です。母の死により、いよいよB子さん姉妹に相続が開始されます。母の財産は、預貯金、そして一人暮らしをしてきた時の家屋及び土地という不動産です。どのように遺産分割協議が進むのでしょうか?

 

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