司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

家~私の居場所は?相続に関するお話し② 2012/6/05

 

「家」~私の居場所は?②~相続に関わるお話

 

 夫に先立たれ後に、息子に不動産を相続させ、静かな老後を送る予定だったA子さんのその後は?

 

 警察からの一本の電話、それは長男のB男さんが車の運転中に事故に巻き込まれたという知らせでした。慌てて、お嫁さんと病院に駆けつけましたが、残念ながらB男さんは事故の翌日に息を引き取ってしまったのです。悲しみに明け暮れるまでもなく、葬儀が終わり、これからの生活を見直す時がやってまいりました。幸いにも、お嫁さんは、A子さんと、今のままの住まいで暮すことを選択してくれたのです。ここまでは、問題はありませんでしたが、さて、この今のままの住まい、つまり不動産の名義はどうなるのでしょうか?

元々はA子さんと亡き夫が築き上げた家屋敷ですが、夫が亡くなった時点で長男のB男さんの名義に換えてしまっております。B男さんが亡くなった今、相続人はB男さんの妻、B男さんの子供ということになるのです。結局、不動産はB男さんの妻が相続することになりました。でも、さて、この不動産、元々はA子さん夫婦が築き上げたもの。A子さんの心の中に不安が広がります・・・

 

次号に続きます。