司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

契約と例外その2 2012/3/02

 

契約と例外その2

20歳未満の人を未成年者といいます。未成年者が契約をするには、親の同意を得てする若しくは親が未成年者の代わりに契約する(代理)のが原則で、親の同意を得ないで契約をした場合には取り消すことが出来ます。取り消すとは、契約が初めから無かったことになることを意味しますが、例えば、私が未成年者に金を貸した後に、未成年者が契約を取り消したとします。取り消しにより契約が初めから無かったことになるので、私は金を返してくれと請求するのが当然ですが、もしも未成年者が金を全部遊びで使ってしまった場合には金を返さなくても良いという不条理な結果を招く場合もあります。それでは、未成年者がコンビニで買ったジュースを全部飲んでしまった後に契約を取り消すと言ってきたらどうなるのでしょうか、ジュース代は親によって処分を許された財産(小遣い)ですので、小遣いを使っての契約は取り消すことが出来ないのです。例外の無いルールは無いということですね。

 

クイック平成24年3月号 司法書士伊 東 孝 一