司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

嫁の立場 2012/3/02

 

「嫁の立場」

  

 A子さんは、50歳、子供二人(成人)、夫(自営業55歳)、そこに夫の両親(父80歳 母78歳)と同居しております。A子さんは、24歳で地元の商店(仮に八百屋さんとしておきます。)に嫁ぎました。嫁いだ頃は、義父母も現役で商売をしており、夫とともにA子さんも商店のおかみさんになるべく厳しく仕込まれたのです。子供が小さいうちは、子育てをしながら、お店に出るという慌しい日々を送り、あっという間に30年近い月日が流れていきました。今では、義父母は隠居し、夫と二人でお店を切り盛りしています。義父母とは、小さな感情のトラブルもありましたが、それもなんとか水に流し、子供も成人し、A子さんには静かな老後が待っていると思っていた矢先のことです。夫が、不慮の事故で突然亡くなってしまうのです。晴天のへきれきの出来事でした。

 しかし、A子さんには、悲しんでいる暇もなく、葬儀に始まり商売の事など、問題が山積みでした。A子さんは持ち前のバイタリティーで、その悲しみを乗り越えます。商売も他の人の協力もあり、なんとか1人でも営業していける状態にしたのです。

 ところが、息子の死にショックを受けたのか、その三ヶ月後に今度は義父が突然、亡くなってしまうのです。

 さあ、これからがA子さんの本当の正念場でした。次号に続きます。

 

ウィンウィン平成24年2月号