司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
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「契約と例外」 2012/2/06

 

契約と例外

先月は契約は守られるべきものというお話をしましたが、これが全ての契約に当てはまるかと言えば、勿論そうではなく例外もあります。例えば訪問販売で契約した場合に、契約から一定期間内であれば契約を解除することが出来るクーリングオフという制度があります。訪問販売は、買主が店舗に出向いて積極的に物を買おうという意思が無い状態において、いきなり売主から物を買うように勧められる場合もあり、買主が買いたいという意思が曖昧な状態で契約してしまう場合もあるので、こういった状況で買い物をしてしまった消費者を保護する目的で作られた制度がクーリングオフです。しかし、このクーリングオフも全ての訪問販売において契約を解除できるという事ではなく、クーリングオフできる商品は法で定められた商品だけです。例えば、いつも頼んでいる燃料店が訪問してきた際に灯油を買った場合などは、買主が誤って買ってしまった場合にあてはまらないのでクーリングオフ出来ません。

 

クイック平成24年1月号  司法書士 伊 東 孝 一