司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
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「考え方」 2011/9/05

 

「考え方」

 

 今年の「お盆」は、先の震災にてご家族を亡くした方などは、悲しみを新たに感じる時期なのではないかと心中お察しいたします。先日、テレビで見たニュースで陸前高田市で被災した松からつくられる薪を、京都の「大文字」で焚きあげしようとしたところ、放射能の心配をした市民からの意見により、中止になったということを耳にしました。後日談では、中止を決断した京都市に苦情が相次いでいるという話しも聞きました。そしてまた、結果的にやはり実施をするという方向に向かっているらしですね。(8月11日時点)

最初にお炊き上げを発案した方にすれば、まさか、こんなに大騒ぎになることまで予想されていなかったのではと思います。そもそも被災された方の思いを少しでも癒すことができればという気持ちから企画したことなのに、逆に、一度断られた事実により、被災された方に悲しい思いをさせてしまうことになってしまったりと思いは複雑でしょう。

しかし、放射能を心配し反対をした地元京都の方にすれば、それはそれで、その立場になれば、一概に攻めることもできないのではないのかとも思うのです。

 このように人間は、立場が変われば、考え方、見方も逆転してしまうこともあり、絶対これが正しいということは、感情論が入ることではなかなか決着はつきかねるということも多々あります。

 ただ一つ、少し、自分のことばかりではなく、他の人の立場にたって物事を考えてみると優しいもっと優しい世の中になるのかもしれません。

 

 

司法書士 伊 東 孝 一 ボイス8月号