司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

「どこで割り切るか?」 2011/1/07

 

「どこで割り切るか?」

 

 さて、この一年も男女のもめごとについていろいろお話させていただきました。人には人それぞれの考え方が千差万別あり、またそれに感情的なことも加わるため、人と人の争いには、こうなればすっきり解決したと言い切れないところが難しいところです。ただ離婚が決まればそれでよいという争いの場合は、解決の答えははっきりしていますが、配偶者の不倫相手を訴えるといった場合などは、こうなれば胸の内も晴れたということには中々辿り着かないようです。不倫相手を訴えた場合、精神的ダメージを受けたことによる損害賠償請求、つまりお金を相手から取るという請求になります。しかし、裁判上でいくらお金を受け取ることになっても、不倫をした当本人が心から改心をし、申し訳ないことをしたというはっきりとした謝罪がない限り、訴えた側は釈然としない思いは残ることがほとんどのようです。感情の問題の解決は裁判上では難しいのです。後は、「どこで割り切るか?」それを自分自身で決めることによって、その後の人生をどう歩いていくかが決まると思います。

 最後になりましたが、今年もお付き合いいただき誠にありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。

 

ウィンウィン12月号