司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
コラム

「賃貸問題」 2010/12/01

 

「賃貸問題」

 

 昨今のような不景気な時代、アパートを貸す側も借りる側もなにかとトラブルを抱えることが増えてきているようです。

 まず、貸す側、つまり大家さんの立場や管理をする不動産屋さんの悩みは、大多数が家賃未納問題。月々は数万円でも半年もすればあっという間に50万円近くになってしまうこともあります。そうなると、まとまった金額はなかなか回収が難しくなってきます。しかも、未納なまま住み続けている。元々家賃の支払が厳しい状態なので、引越しの費用も捻出できないということでしょう。しかし、このような状態が永久に続くことは不自然なことなので、やはり借主は常識として話し合いのテーブルにつくという誠意は持ってもらいたいものです。

 借りる側からの悩みごとは、退去する際に予想を超えた修繕費を請求されたということがあるようです。人が使えば、通常の生活をしていても、部屋は汚れます。その通常の生活とはどういうことをいうのか、どの範囲なら大丈夫かということの認識の違いが、トラブルの元にあるようです。通常の生活の汚れの範囲とはどの程度なのかということについては、国土交通省のガイドラインが参考になると思いますので、明らかに高いと思われる修繕費を請求された場合は、専門家に相談してみると良いと思います。

 

 

クイック11月号 司法書士 伊 東 孝 一