司法書士法人つばさ事務所

TSUBASA SHIHOU-SYOSHI  LAWYER

 
トピックス

離婚こぼれ話し2 2010/12/01

 

「離婚こぼればなし」

 

  今月は、いつもの月と趣向を変えて、日々感じることなどお話ししてみたいと思います。

 離婚をする場合、よくある争いの一つとして親権を夫婦どちらが取るかで、話しがまとまらないということが多々見られます。もちろん、子どもさんに愛情があっての争いではあるのですが、残念ながら、親権を主張する理由に自分自身が子どもと離れたくないといった気持ちより、自分の親、つまり子どもさんにとって祖父母に当たる立場からそれを強く言われたから親権を主張しているというケースもあるのです。この理由での親権の主張はやはりどうしても男親が圧倒的に多いのです。それは、母親は子どもを自分で育てるという意識が強いのに対し、父親は、家事育児を直接するのは自分でないという、どこか人任せだけれども、とりあえず、子どもは確保しておこうといった意識からでしょうか。

 ここで言いたいことは、もちろん、男性に親権を主張するなということではありません。世の中、複雑なケースがあり、誰に育てられるのが、その子にとって一番幸せかは、ケースバイケースということも言えるでしょう。はっきりしていることは、子どもは繊細な感情をもった立派な人間です。そのため、親権を主張する場合、子どもを一人前に育てあげる覚悟を持ち、子どもの幸せを最優先に考えて、意地やプライドだけで、親権を争うことだけはないようにしてもらいたいと思うのです。

 

                                   ウィンウィン11月号